原油(げんゆ) / CRUDE OIL
現在、地球上で確認できている確認埋蔵量は約1兆バレル(1バレル≒159リットル)と言われています。このうち、中東諸国の埋蔵量が3分の2であるとされます。可採年数は約40年とされていますが、新たな油田の発見や採掘技術の進歩もあり、可採年数は近年ほぼ横ばいが続いています。原油には、さまざまな種類があり、それぞれ成分や性質が異なっています。(例)WTI原油=米国産原油(ガソリン、灯油、軽油を精製することが簡単な原油)ドバイ原油=中東産原油(重油分が多く、ガソリン、灯油等を精製することが困難な原油)
最近、自動車燃料でガソリン需要が伸びているが、原油の需要はあまり増えていません。この原因として、硫黄分の規制強化等の環境に対する問題が叫ばれるようになったことが考えられます。
 
■生産動向

近年、世界の原油生産量は増加傾向にあります。産油国の中心は、サウジアラビアを中心とした中東諸国で、世界の産油量の30%程度が中東地域で生産されています。1970年代の前半は中東諸国が中心となり組織したOPEC(石油輸出国機構)の産油量が世界の約半分を占めていたため、OPECが原油価格の決定をしていました。その後、原油価格の大幅な引き上げにより勃発した石油危機や、各国で代替エネルギーの開発、北海、中南米の油田の発見により、OPECの依存度に対する見直しが考えられた。


■価格変動要因


日本では99.7%とほぼ100%に近い状態で原油を輸入に依存し、このうち中東諸国からの輸入が80%を占めています。中東諸国は政治的に不安定であるという問題を抱えた地域のため、これまでも石油危機や湾岸戦争、政変等による影響を強く受けています。原油の取引をおこなう際は、この点にも注意する必要があります。






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