とうもろこし / CORN
とうもろこし・コーン
コメ、小麦と並ぶ世界の三大穀物の一つです。世界的に大半が家畜の飼料用とされていますが、用途は多く、コーンスターチや人工甘味料、工業用や燃料用のアルコール等としても使用されています。
 
■生産動向

日本での国内生産量は皆無であるため、調査はほとんど行われていません。大半を米国からの輸入に依存しています。近年、世界全体のとうもろこし生産量は6億トン前後です。このうち米国が40%程度を占めており、主に米国中西部、ミシシッピ川の東西にまたがる地域が産地で、「コーンベルト」と呼ばれています。州別では、アイオワ、イリノイ、ネブラスカ、インディアナなどが主要となる生産州です。


■価格変動要因


とうもろこし価格の変動要因は、米国の天候相場期(毎年4月〜9月頃)の生産動向と需要相場期(10月〜3月頃)における南半球の生産動向、また米国の輸出動向や世界の期末在庫率の動向等です。日本国内においては、輸入依存度が高いため為替レートも大きく影響します。作付けに適した時期は、その産地ごとに異なりますが、米国中西部では4月〜5月頃、南半球の産地では10月〜11月頃です。作付け期が必要以上の長雨となると、作付け面積の減少につながり買い材料とされることもあります。7月〜8月が夏の「受粉期」、10月〜11月が「収穫期」です。天候相場期は、日照時間と降雨、気温等が注目されます。収穫が終わると、需給相場期となり、南米での生産状況や中国の輸出動向が注目されるようになります。最近とうもろこしから精製されるエタノールが、石油燃料に替わる低公害のバイオ燃料として脚光を浴びています。






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